なかなか寝てくれない!
ミルクもおむつも部屋の温度も問題なさそうなのに全然泣き止まない!
そんなママに知って欲しい「まんまる育児」について解説します。
この記事に書いてあること
まんまる育児について(まんまる抱っこ、まんまるねんね)
- 赤ちゃんがピタッと泣き止む方法
- ママが疲れない抱っこの仕方
- 寝ない赤ちゃんが安心して寝る方法
- まんまる育児のメリット・デメリット
- まんまる育児はいつまで?
まんまる育児とは?
その名の通り、赤ちゃんをまんまるにしてあげること、背中をまんまるに保ってあげる育児方法です。
赤ちゃんはお腹の中にいるときに、お母さんのお腹のなかで「まんまる」で過ごしています。その環境を再現することで、生まれたての赤ちゃんが安心して過ごせるようにします。
わたしがまんまる育児を知ったのは息子が生後2カ月の頃。新生児の頃からギャン泣き大魔王で本当に辛い日々のなか、赤ちゃんが泣き止む!という育児本探しや、ネットサーフィンに明け暮れる日々。
そんな中でもっと早く知っておきたかった!というのが、まんまる育児でした。
この本に出会い育児ライフがだいぶ楽に。トコちゃんベルトを考案した助産師さんが書かれた本です。
実際どんな育児なのかを解説しつつ、わが家で実践していたまんまる育児についてご紹介します。
※わたしは専門家でもなんでもない普通のママです。ここに書いてあることはリアルな体験談ということで、ご承知おきください!
まんまる育児その①まんまる抱っこ
赤ちゃんを抱っこする時に、赤ちゃんの背中がまるくなるようにキューっと包み込むような抱っこの仕方です。
これは実際、まんまる抱っこを教えてもらった時の写真。なんだか窮屈そうにみえますよね。でも息子は落ち着いた様子で、ウトウトしながら抱かれていました。
まんまる抱っこのやり方
慣れるまで少し難しいかもしれませんが
- 赤ちゃんを横抱きにする
- スクワットをしながらお尻が下に自然に下がるタイミングをみてキューっと包み込むように抱っこする
言葉で説明するのは難しいですね…これは私が一番やりやすかった方法です。
写真のようになるように、なんとなくやってみてください!
まんまる抱っこの注意点
首が前のめりになって、赤ちゃんが苦しくならないようにやりましょう。
写真を見てもらうとわかりますが、抱っこする腕が赤ちゃんの首の後ろに来ています。これで首を圧迫することなく、抱っこすることが出来ます。
まるくするのは背中であって、頭まで前にギュッと丸くしないでくださいね。
そして、どうしても赤ちゃんが嫌がってしょうがない時は、止めましょう。
ちなみにギャン泣き状態の息子にこのまんまる抱っこをすると、高確率で泣き止みました。
もしどうしても赤ちゃんが不快そうだったら、やり方が間違っている可能性もあるので、YOUTUBEなどで検索してやり方を調べてみるのもありです(^^)
まんまる抱っこのメリット3つ
- 赤ちゃんが泣き止んでご機嫌になる
- 赤ちゃんの自然な体勢を保つことによって、体の発育を促す
- 抱っこするママの腕が疲れない
わたしが驚いたのは、ご機嫌で抱っこされる赤ちゃんもですが、腕が疲れないこと!まんまる抱っこをすると、長時間抱っこしていても疲れないのです。
ポイントは写真の腕の部分。片方の手で片方の腕をつかんでいて安定するので、無理な力が入りません。
はじめての育児、抱っこに自信もなく腕だけが痛くなる生活でしたが、まんまる抱っこで腕が楽になりました!
まんまる育児その②まんまるねんね
赤ちゃんが寝るときにまんまるにしてあげることです。
有名なクッションに【おやすみたまご】というのがあります。赤ちゃんの自然なCカーブ(背中の丸み)を保ってくれるクッションで、赤ちゃんが安心して眠れます。
まんまるねんねのイメージはこんな感じです(^^)
おやすみたまごはレビューも良いしすごく気になるのですが、わたしはお高いのでクッションは買っていません!笑
実際は、授乳クッションやタオルでまんまる寝床を作っていました。
授乳クッションでまんまる寝床を作る
わかりにくい絵ですみません。笑 雰囲気を掴んで頂けたら嬉しいです。
実際に息子が使っていた様子はこんな感じです↓
ほんとにこの寝床では良く寝てくれました。
赤ちゃんのサイズに合わせてバスタオルの位置は変えてあげて下さいね。
生まれたての新生児だと、授乳クッション寝床は少し大きいかもしれないので、そんな時は大きさを自由に変えて作れるバスタオルまんまる寝床をおすすめします。
バスタオルでまんまる寝床を作る
これもわかりにくいですが^^;このやり方は赤ちゃんに合わせてピッタリな大きさに出来るのでおすすめです。
実際にむすこが使っていた様子↓
このやり方を知った時は生後3か月くらいだったので、バスタオルだとどうしてもサイズアウト気味です。頭に更にバスタオルを置きました。
新生児だったらこの方法で充分まんまる寝床ができます(^^)
まんまる寝床を取り入れた驚くべき変化
生後2ヶ月を過ぎたころ、授乳クッションのまんまる寝床にはじめて息子を寝せました。今まで小刻みにしか昼寝をしなかった息子がなんと…
3時間も連続でねたのです
心配になるくらいでした。せっかく寝てくれているのに「息してる!?」と、何度も確認して母は気が気じゃなかったくらいです。笑
そして更に夜間授乳は約2~3時間おきだったのが、夜もまんまるに寝せてみたところ、8時間もぶっ通しで寝たのです。
あの時の衝撃は今でも覚えています。もう私の中で…
まんまる神!
と叫びそうでした。
もちろん、すべての赤ちゃんに合うわけではありません。合う子もいれば、合わない子もいる。これはあくまで私の体験談です。
でも、ぐずって仕方がない、寝ない、泣き止まない、そんな赤ちゃん育児に消耗しているママがいたら、試して損はないハズ!
まんまる育児のメリット・デメリット
メリット
- 赤ちゃんが良く寝てくれる
- 赤ちゃんがご機嫌になる
- 無理のない姿勢で赤ちゃんの成長が促される
ここまでは解説してきた通りです!一方で、デメリットも。
デメリット
- まんまる育児がいいという医学的根拠がない
- やり方を間違えると窒息の危険性がある
- やり方を間違えると股関節脱臼のリスクにつながる
窒息の原因になるのが、まんまるにすることによって赤ちゃんの頭もギュっとまるめこんでしまい、息がしにくくなる場合です。
これは息がしやすいよう首を曲げないようにすることで解決できます。黄色の丸の部分です。首の下に腕を回し、背中だけが丸くなるようにしています。
まんまる寝床に寝せるときも、頭まですっぽり入りこまないように気を付けましょう。下の写真の黄色の丸のように、首のところにタオルが来るようにしています。これで窒息の心配はありません。
股関節脱臼についても同じで、脱臼のリスクが上がるのはやり方を間違えた時です。赤ちゃんの自然な足の形はM字です。
このM字を無視してスリングに長時間いれると、股関節脱臼のリスクが上がります。また、長い時間ずっと足が動かせないような状態にしておくのもリスクが上がります。
わたしは専門家ではないので、この辺りが気になる人は調べてみてくださいね☆
ちなみに息子はまんまる育児の恩恵をたっぷり受け、なんの問題もなく、とても健康で元気に育っています。
まんまる育児はいつまで?
ずばり、赤ちゃんが嫌がるようになるまで!
と思います。
私が体感として感じたのは、赤ちゃんが寝返りをするようになる頃かと思います。寝返りをするようになると、まんまる寝床から飛び出してきてしまうので、使えません。我が家では生後5ヶ月前後にまんまる寝床はやめました。
まんまる抱っこも一緒で、眠そうなときはまんまる抱っこで寝かしつけることはありましたが、5カ月前後で卒業しました。成長するにつれて横抱きを嫌がるようになったので、そのタイミングもありました。
それよりも早くに嫌がるようになる赤ちゃんもいるし、本当に赤ちゃんによるので、赤ちゃんのようすを観察しながら決めたらいいと思います(^^)
あわせてよみたい
いかがでしょうか。
まんまる育児、ママが少しでも楽になるように!一つの選択肢として取り入れてみてください。もっと詳しく知りたい方は、本も手に取ってみてください。
なぜまんまるが赤ちゃんにいいのか、育児のコツ、私のヘタなイラストではなく写真付きで、詳しく書かれています(^^)
気になるけど本買うのもなーと迷う方は、Amazonオーディブル(聴く読書)の無料体験で無料で読めます。
買う前にどんな本か試し読みしたい場合、オーディブルで試しに聞いてみるのもありです♪
寝ない、ずっとぐずってる、ちょっと難しい赤ちゃんをお持ちのママにおすすめの記事も、参考にしてみてくださいね。
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