【読書レビュー】ママは悪くない!子育ては“科学の知恵“でラクになる!

子育て


この本では

  • 「産後ウツ」「夫婦の産後クライシス」はなぜ起こるのか?
  • 「子どもの夜泣き」「イヤイヤ期」の間に子どもの脳内で何が起こっているのか!?

など

すべてのママが悩んでいるであろうことが科学的に説明されて納得!が連続の本です。

産後が辛い…育児がつらい…旦那にイラついてしょうがない…

と思いながら育児に奮闘しているママに是非読んで欲しい1冊。

ちなみに今回は、Amazon Kindle で3カ月間199円キャンペーンをしていたので再入会して無料で読みました!(3か月199円は支払っています)

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産後のイライラはホルモンのせい

産後のイライラは「ホルモンのせい」というのは聞いたことある人が多いと思いますが、ホルモンのメカニズムについて、かなりわかりやすく漫画で説明されています。

さっそく印象に残った本の中身を解説していきます。

産後旦那さんへのイライラがとまらない通称産後ガルガル期!

「そのイライラはなぜ起こるのか?」

それはオキシトシンというホルモンのせいで、ママの性格が悪いわけでもママが変わったわけでもない!

別名「愛情ホルモン」は、分泌されることによって出産時の子宮収縮を促し、産後はおっぱいの分泌も促す作用があるのですが、

この愛情ホルモン実はもう一つの大きな作用が

それは他者への攻撃性が高まること

よく、産後のクマは気が立っているから近寄るなと聞きますが人間も一緒で、わが子への愛情が深まるあまり、子どもを守るために攻撃的になるそうです。

なので、出産前にそこまで気にならなかった旦那さんの細かいことにまで過剰に反応してイライラしてしまうということが起こります。

イライラしっぱなしで自己嫌悪に陥ったりするママもいると思いますが、それが普通。

「こいつマジ使えないほんとに旦那無理、死ね~!」と思うのも、ホルモンのせい!

産後クライシスという言葉がありますね。

3組に1組が離婚する時代、実は一番離婚しやすい時期は子どもが生まれて0~2年以内。

産後ガルガル期に抱いた恨みはなかなか消えにくいという特徴もあり、このガルガル期というのは今後の夫婦生活を左右するとても重要な時期になります。

  • ガルガル期に育児に非協力的なパパだと、ママは一生恨み続け
  • ガルガル期に育児に協力的なパパだとママとパパは良好な関係を続けられる

この限られた期間をどう過ごすかで大きく夫婦の運命が変わります。

では、パパはどうすればいいのか?

産後クライシスを避けるためにパパがすべきこと3つ

  • 一緒に育児をする
  • ママの話をひたすら聞く
  • 解決法の提案ではなくひたすら共感を!!(←ここ大事)

めちゃくちゃ当たり前、というかシンプル!でも、

ママの話をひたすら聞くというのにもコツがあります

ひたすら共感すること
解決策の提案、「こうすべきだよ」というアドバイス

なぜなら

パパに話を聞いてもらい、共感してもらうことがママのリラックスに繋がるからです。

オキシトシンのせいで他者に対する敵意がむき出しになっている時期、心理モニターの実験でママがリラックスしている瞬間が2つあったそうです

それが

  • 授乳中
  • パパと育児に関する話をしていた時

この2つの時間は、ガルガルせずにとてもリラックスモードに入っているそう。

なので「パパはママと育児話を共有し、共感する」これ一番大切です!

パパだって辛いという現実

  • パパはどうすべきか
  • ママはなぜイライラするのか

の話もとてもおもしろかったのですが、一番印象に残ったのが

「パパだって辛いという現実」

パパもママも育児をするというスタイルは、人類の歴史上でも本当に最近の話。

昔と現代の役割の変化を見てみると

パパの役割の変化

  • 昔:食糧確保(仕事)だけをしていればよかった
  • 今:仕事、家事、育児をしなきゃいけない

ママの役割の変化

  • 昔:コミュニティーの中で孤独とは無縁な育児
  • 今:ワンオペ孤独育児

そもそもが、人類の歴史から考えると両者ともに無理なことをしているという事になります。

いろんな歪がでてくるのは当たり前ですね。パパもママも、変化の著しいこの時代に育児をするって本当に大変なこと。

人間の進化が、文明の発展と変化にについて行ってません!

ということなので、ママも全然余裕がないと思うけど、パパだって大変なのだという意識を少しでも持てれば、少し心の持ちようも変わってくるかもしれません。

難しいけど!

イヤイヤ期がおこる理由は○○の未発達!

産後クライシスを乗り越えたと思ったらやってくるイヤイヤ期。

わが息子(もうすぐ3歳)も今絶賛イヤイヤ期で、今回の本の内容が大変参考になりました。

ずばりイヤイヤ期が起こる理由は前頭前野の未発達が原因。要は脳が未熟ということ。

前頭前野は欲求を抑制する働きをしますが、3歳くらいまではまだまだこの部分が小さい。

それにより脳の構造的に自分の欲求が少しでも通らないと「イヤイヤイヤ~!」とスイッチが入ってしまい、永遠におさまらないという事態に。

脳がそういう作りになっていたらもう仕方ないですよね。

(そういう話を聞くと、イヤイヤ期がない子の方が心配になってきます。前頭前野が機能していない?という事なのでしょうか(なぞ)。)

ちなみにイヤイヤスイッチがはいると、しばらくして何にイヤイヤしているのかわからないくらい、なんでもイヤイヤモードに入る時もあります。

「バナナ食べたい~~~」  バナナどうぞ

「バナナイヤ~~~~~」  食べなくていいよ

「バナナ食べる~~~~」  どうぞ

という不毛なやり取りありませんか?笑

これも前頭前野で説明できるのかちょっとまだ疑問は残りますけど、イヤイヤが「脳の未発達によっておこる現象」と捉えられれば、イヤイヤする本人に対する見方が変わり、少しは気休めになるかなと思いました。

イヤイヤ期に親がやるべきこと

前頭前野が未熟でやっかいな時期にすべきこと、それは

ルールを設けること

「なぜ我慢するのか?」という理由を納得することが大切とのこと。

イヤイヤ期真っ盛りの子どもに対する実験 一例↓

  1. 聞き役と話し役を決めて絵本を読む時間を設ける
  2. 聞き役には「耳のカード」、話し役には「口のカード」を渡す
  3. やり取りのなかで聞き役の子が、話し始めてしまう

対応↓

耳のカードを思い出させる!あなたは今耳のカードを持っているよね、と。

すると、子供は理由が明確なので、お話するのを我慢出来るそうです。

カードを渡すというやり方は「なぜ我慢するのか?」という理由もシンプルで、子供もわかりやすいですよね

たとえば私が野菜を食べない子供に言うのが、

「野菜は体に良いよ」「野菜食べないと病気になるんだよ」

です。

確かに野菜を食べるべき理由を説明しているけど、子どもにとってまだ正直よくわからないと、本を読んで気づきました。

2歳児にとって「体にいい」とは抽象的過ぎる表現。

もっとわかりやすい理由付けが必要なんだと思いました。

前頭前野の発達のために、簡単なルールを設け試行錯誤しながらイヤイヤ期を乗り切りましょう!

本で学べるポイントおさらい

パパがすべきことは3つ

  1. 育児をする
  2. ママの話を聞く
  3. ひたすら共感する(提案しない、共感する)

ママがすべきことは1つ

パパだって大変だという事を少し認識する

イヤイヤ期に心がけること1つ

イヤイヤ期が起こる理由を理解し、日々ルールを設ける意識をしてみる

ママは悪くない!子育ては“科学の知恵“でラクになる!を無料で読む方法

ちなみに本では上記のほか

「夜泣きのメカニズム」や「人見知りが起こるのはなぜなのか」という部分までもっと細かく科学的に解説されています。

どれもわかりやすく納得できる内容で参考になりました。

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ちなみに再入会だと3ヶ月199円の爆安キャンペーン中!(いつ終了するか未定)

漫画でサラッと育児の合間に読みやすいので、是非読んでみてください。

解約するつもりの人は忘れずにカレンダーか、スマホにリマインダー入れておきましょうね。

私は無料キャンペーン中に入会して、そのあと忘れてよく課金されています。笑

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