お子さんに読み聞かせしてあげていますか?
絵本を読むことが習慣になっているご家庭もあると思いますが、そうじゃない家もあると思います。
ちなみに私は最初、読み聞かせがそこまで大切だとは認識しておらず、0歳代の頃はほとんど読んでいませんでした。
でも1歳のある日、息子の発語の遅さを指摘されてから気になり色々調べていたら、読み聞かせの大切さと素晴らしさに気づき、そこから読み聞かせを毎日するようになりました。
そしたら息子に驚くべき変化が訪れたので、今回はその話です。
保育士さんにちょっと発語が遅めかな?と言われた
実際遅かったのかどうか今となっては疑問ですが、1歳半の息子の癇癪に悩んでいたある日、一時保育で利用していた保育士さんに、○○君はちょっと発語が遅めだから癇癪が出てしまうのかもしれませんね、と言われました。
ちなみに当時息子は1歳半でしたがまだママとも言わず、発語らしい発語といえば
コエコエ(これこれ)
だけでした。でも今考えてみれば男の子ですし、冷静に考えてみるとそんなに遅くなかった気もします(遅い早い、の基準がよくわかりません・・・)。
それでも少し気になった母は発語について検索魔になりました。
親が出来ることがあるならちゃんとやってあげたい
かなり悩んでいた癇癪が、発語によってマシになるなら早く話せるようになってもらって楽になりたい(こっちの動機が強いです)
語りかけは意識的にやっているつもりだけど、足りないのかな!?など思いながら色々調べてみることに。
発語について色々調べていたらたどり着いたインプット量の大切さ
調べていくうちに、発語にはインプットの量が大切だということが分かりました。
インプット量がある一定の時間数を超えると、溢れるように言葉が出てくる瞬間が出てくるそうです。
外国語習得でも言われていることですよね。
もちろん発語には個人差があるので、どんなにインプットを意識しようが発語がない赤ちゃんも出てくると思いますが、インプット時間を蓄えておけば発語はないものの、赤ちゃんの脳には沢山の言葉のストックが溜まっているそうです。
なので、
- 口数の少ない親の子供は発語も遅ければ語彙も少ない
- よく話す親の子供は発語も早いし語彙も多い
ということが起こってくるそうです。
※もう一度繰り返しますが、発語には本当に個人差があるので、よく話す親の元に育っている子供が全員発語が早くなるわけではないと思います。あくまで平均的に、という話です。
赤ちゃんに沢山語りかけましょうと言いますが、インプット時間稼ぎのためもあるのですね。(もちろん親子のスキンシップや、その他色々なメリットがあると思いますが)
インプットを増やすために絵本を読もう!
ということで、発語の遅さを指摘され、インプット時間の大切さを知ることとなる私は、
「私の語りかけが足りないのか!」
と思うようになり、ではもっと絵本を読もう!という結論にたどり着きました。
今の時代「家の中にお母さんと赤ちゃんだけ」という生活スタイルが当たり前で、赤ちゃんとお母さんは常に一対一。
お母さんがどんなにおしゃべりな人でも、永遠に独り言を言うとか、赤ちゃんに語り続けるのは現実的に不可能です。
昔なら、おじいちゃんやおばぁちゃん、兄弟や近所の身内など、常に人に囲まれていたので、おそらく今の赤ちゃんが置かれている環境とは比べ物にならないほどの言葉のシャワーを浴びていたと思います。自分に話しかけられていなくても、家の中で常に誰かが会話をしている状況です。昔は絵本なんて必要なかったかもしれませんね。
今と昔を比べたらこの環境は大違い。
昔と比べていても仕方ないので、お母さんが少しでも語りかけしやすいように、語彙が少しでも増えるように、絵本はとても最適なツールだと再認識しました。
絵本を読むだけなら、反応がよくわからない赤ちゃんに一人で永遠に語り続けるより楽ですよね?笑
それから私は、息子に毎日30冊くらい本を読むようになりました。いきなり30冊ではなく、徐々に初め、少し手が空いた時、何をして遊んでいいかわからない時間や授乳時間に、積極的に絵本を読むようになりました。
息子が1歳半すぎた頃です。
絵本を読み聞かせするようになったら一気に発語が増えた
読み聞かせを毎日何十冊もするようになってから半年がたった頃(2歳前後)
息子の発語が突然増えてきました。
1語出てきたな・・と思ったらすぐに2語、3語。
「まま早くきて~!」
なんて3語で驚いていたら、あれ今なん語??というレベルに会話が上達するまで本当に早かったです。
読み聞かせを初めて半年くらいは特に変化はありませんでしたが、半年後には、
まさにコップの水から水があふれんばかりに言葉があふれてきました。
今では、言葉が早い!語彙が多い!と驚かれるレベルに
現在息子は2歳半。今ではどこに行っても、誰に会っても「こんなに話せるの!?」と驚かれるレベルに本当によくしゃべる子になりました(早いと言っても「男の子にしては」という事です)。
今は
- お腹が空いたからごはんが食べたい
- 今そんな気分じゃないからいらない
- さむいから上着が着たい
- 今日は水泳に行ってからお昼はママとパパと僕で韓国料理食べるんだよね(事前に伝えていた一日の予定を覚えている)
- ご飯食べてからみかん食べてもいい?
など、接続詞も使いこなして会話らしい会話が出来るようになりました。
絵本読み聞かせのメリット5つ
- 語彙が増える
- インプット時間も増える
- 想像性が養われる
- 読解力がつく
- 親子のスキンシップになる!
ちなみに、息子が話す語源の大半には、絵本で覚えたものが本当に沢山あります。
親が語りかけだけをしていただけでは覚えなかっただろう言葉が本当に多いです。
親と過ごす日常は、いつもの日常の範囲を超えません。でも、絵本では色んなシチュエーションを経験することが出来ます。
想像性も養われるし、本人なりに状況を理解しようと、発語が増えてきたら沢山質問やコメントをしてくるようになります。
「今うさぎさんは何してるの?なんで怒ってるの?なんで笑ってるの?」
「どうしてかな~こうだからだね~」
なんて話すその時間は、かけがえのない親子のスキンシップの時間です
普段、どうしてもワンオペでながら育児をしがちな毎日。家事をしながら、スマホをみながら。子供と遊び始めてからも、「あ!ごめん洗濯終わったから干してからね!」とか。
でも、一日のどこかのタイミングで、この時間だけは絵本を読む!と決めた時間を作っておくと、子供にとってもその時間は特別なものになります。
インプット時間も増えますが、絵本タイムは親子の愛情表現の時間でもあると、絵本の読み聞かせを習慣にしてから感じるようになりました。
私は最初、発語を気にして絵本を意識的に読むようになりましたが、今では息子とのスキンシップの時間だと思って本を読んでいます。
発語の遅さが気になる親御さんはもちろん、絵本タイムが今はない様でしたら、是非、
絵本タイムを日々の親子のスキンシップの時間として取り入れてみて下さい(^^)
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