【心の健康】ヴィパッサナー瞑想の体験記

今まで色々な瞑想法、断食、レイキ、ヒーリング、ヨガ、など心に働きかける手法を経験してきましたが、その中でも私が一番出会ってよかった！と感じている

「ヴィパッサナ―瞑想」についてまとめます。

この記事でわかること

ヴィパッサナ―瞑想とは？

インドで古くから伝わる瞑想法で、自分自身や自分のまわりで起こっている現象を「ありのまま」に受け止めて観察することです。

詳しくはこちら　日本ヴィパッサナ―協会

ちなみに世の中沢山の瞑想方法がありますよね。

私が過去経験してきたヴィパッサナ―以外の瞑想は２つ

などです。ヴィパッサナ―との違いは、

ちょっと解釈が違う可能性もありますが、私が持つイメージはこんな感じです。方法が微妙に違います。

おすすめは最初に10日間コースを受けること

ヴィパッサナ―の瞑想センターは世界各国にあり、日本には現在京都と千葉にあります。

ここでは詳しく解説しませんが、ヴィパッサナ―瞑想のやり方を調べたら色々検索に出てきます。それを真似て自己流で挑戦してみることもありかもしれませんが、まずヴィパッサナ―を本当の意味で理解するためには10日間コースに参加することをお勧めします。

私は無職だった時に1回目、その後転職のタイミングで2回目、そして妊娠中に3回目を受けました。

とはいえ、いきなり10日コースに参加するのはハードルが高いですよね。移動日も含めると実は合計12日間は必要です。

なかなかその期間を確保するのは難しいと思いますが、実際に経験してみて

「頑張って休みを確保していく価値がある」と断言できます。（タイミングや自分のコンディションによっては価値があると断言できない場合もあります）

10日間コースを3回受けて感じた変化

10日間のコースを初めて受けた後に感じた変化

心も体も軽くなりました。今まで感じたことのないクリア感です。1回目の参加では特に大きな変化を感じました（あくまで個人の感想です）。

2度目のコースで感じた変化

正直、2度目は最初ほどの劇的な変化を感じませんでした。

理由は、2度目の参加に大きな期待をしすぎていたからだと思います。ヴィパッサナ―瞑想は「ありのままを観察」する瞑想です。期待も失望も、そこには何も存在しません。

ただ、ありのまま。

でも、1度目の大変化があったのでどうしても2度目は期待が入ってしまい、右も左もわからない頃より純粋な気持ちで瞑想に集中出来なかったのかもしれません。

また最初の時みたいにスッキリしたい！頭をクリアにしたい！あの感覚をまた感じたい！と、前回よりも期待が多すぎた結果だと思います。

なので、実はこのようにヴィパッサナ―に行く前に個人の感想を読むのはお勧めしません。。。記事を書いていて何言うか、という感じですが。

でも、もしかしたらこれをきっかけに受けてみよう！と思う人もいるかもしれないと思い今まとめています。

妊娠中のヴィパッサナ―瞑想

3度目は妊娠中にコースに参加しました。妊娠6ヶ月目の頃です。

ちなみに妊娠中にコースに参加する際お勧めの時期は断然妊娠中期です。

実際は育休などの関係でなかなか中期に参加するのが難しい人もいるかもしれませんが、後期になると少し大変です。

それぞれの体調にもよりますが、胎動が激しくて集中出来ないというのはよく聞く話です。後期になると、夜寝ている時に体が揺れるくらい激しい動きになる子もいますよね。

初期はつわりもあるし辛いかなと思うのですが、体調が良ければ参加してもいいかもしれません。

妊娠中に参加して感じたこと

赤ちゃんの胎動をより感じた

いつもより集中しているからか、胎動を強く感じました。瞑想で赤ちゃんが元気になったかと思ったのですが、おそらく赤ちゃんはいつもと変わらず、私が意識を向けていることでより感じるようになったのだと思います。

お腹だけ別のエネルギーを感じる

瞑想前は正直お腹の子供も私の内臓の一部で、いまいち別の人格を持った人間がお腹にいるという実感がなかったのですが、瞑想しているとこの子は私とは違う人間、違う人格を持った１人の人間なんだ、という実感が自然に湧きました。

お腹だけ明らかに私の物ではないエネルギーを感じるのです

子育てするにおいてとても大事な感覚ですよね。自分のお腹から出てくるけど、出てきてしまえばもう別人格を持った1人の人間です。

「私の子供」という感覚ではなく「すでに自立している人間」

この時に感じた感覚は今でも続いています。

出産時に役に立つ

ヨガと似たような効果ですが、呼吸に集中する方法や身体をありのままに観察するという経験はそのまま出産に生きます。死ぬほど痛い陣痛に耐えつつヴィパッサナ―瞑想を思い出しながら過ごしていると、その陣痛も客観的に観察し痛みに頭が支配されない冷静さがどこかに残ります。

出産中呼吸を忘れてしまう人が多いので、そうなると赤ちゃんにも酸素が行かずストレスに。呼吸に意識的に集中する経験はとても役に立つテクニックです。

ちなみに私は途中まで客観的に痛みに耐えながら過ごせましたが、出てくる直前は酸素マスクをつけられるくらい呼吸は乱れ獣のように叫びまくっていました。修行が足りないです笑

妊娠中は特別待遇になる

基本的にセンターでの食事は朝昼2食ですが、妊娠中は夜ごはんも食べられます！

妊娠中は千葉のセンターで受けましたが朝晩のメニューをうまくアレンジしたものを作ってくれました。リクエストがあれば聞いてくれるので、私は納豆をリクエスト！

更に、長時間座っていて辛い時があれば、座椅子や椅子なども準備してくれます。私は座椅子を利用して背中はもたれかかって瞑想していました。あと、夜お話を聞く時間は一番後ろの椅子に座っていました。

体調に合わせて無理なく出来るので安心して参加が出来ます

10日間コースにかかる費用

費用はドネーション制です。ゼロでも誰も文句を言う人はいませんが、10日間の衣食住付きでさらに瞑想法を学び、貴重な経験をさせてもらうので、それに見合った自分が納得する金額を納めたらいいかなと思います。コースが終わったクリアな頭で思い浮かんだ金額を出せばいいと思います。

ちなみに私は無職の時はちょっと少なめ（足りないかなと思うレベル・・）、退職後と妊娠中は無職時代よりも余裕はあったので自分の中で妥当だと感じる金額を納めました。

京都と千葉それぞれのセンターのちがい

10日間の内容は世界中どこでも一緒なので変わりませんが、住環境が違います。

と言うくらいです。ちなみに食事内容はマニュアルがあるのでほぼ一緒です。作っている方はコースの度に変わっています（コースを終了されている奉仕の方が作ってくれます）。

どちらも自然豊かな山の中にあり、散歩がとても気持ち良いです。アクセスも、両方良くはありませんので、自宅から近い方がいいですね。

ヴィパッサナ―瞑想が危険な人もいる

最後に、基本的に全ての人にお勧めしますが、私の周りの体験談を聞いている限り個人的に下記の人はお勧めしません。むしろコース後悪影響になる場合も。

心の奥深くまで入っていく重労働なので自分のコンディションが悪い時に参加してしまうとむしろ逆効果になってしまう場合も。

ヴィパッサナ―瞑想の効果まとめ

自己流ではヴィパッサナ―瞑想の良さが体感できない

前記しておりますが、自分で座ってみても正直良さはわかりません！10日間のコースに参加して体験して初めて体で理解できるようになります。その後の効果も人それぞれですが、”効果”ではなく何かしらの”変化”は感じるんじゃないでしょうか。

コース申し込み方法

日本ヴィパッサナ―協会で申し込みをします。申し込み受付開始後一瞬で埋まってしまうので決めたら早めの行動をお勧めします！

コロナでコースの開催が自粛されていたようですが、現在（2022年2月）再開しているようです。

京都センターコーススケジュール

千葉センターコーススケジュール

気になっている方、是非なんとか12日間確保して参加してみて下さいね