「双子を妊娠したけど、これからどうなるんだろう?」
「周りに双子を出産した友達もいない、全く想像がつかない…」
という双子プレママの参考になればと、わたしが双子を妊娠してからどのように36週目まで過ごしてきたのか、エコーやお腹の写真と共に振り返ります。
※ちなみに現在(2023年1月時点)は無事に双子を出産し、生後7ヶ月となりました。
不安になりがちな双子妊娠、少しでも先が想像出来て不安が解消されたら嬉しいです。
双子妊娠はいつわかる?
一卵性か二卵性かによって違いますが二卵性は袋が2つになるので、一回目(5週~8週)の診察で判明する場合が多いです。一卵性となると12週以降にわかったとか、それ以降にわかるケースもあるようです。
二卵性双子妊娠が判明した6週目の検診時のエコー写真↓
心拍も確認↓
二卵性双子妊娠エコー写真とお腹の大きさ大公開!
妊婦の体重や、双子の推定体重推移まとめ(11週~36週)
妊婦体重は約+20kg。
ちなみに双子妊娠は体重増加の統一された決まりはなく(単胎妊娠だと8kg~10kgくらい)、病院にもよるみたいです。
私の病院では15kgくらいならOK、20kgは太りすぎとのことでした。
エコー写真とお腹の大きさ(6週~21週)
この時期のエコー写真は以前記事にまとめているのでこちらをご参照ください↓
エコー写真とお腹の大きさ(22週~36週)
22週ー不整脈が頻発
- 双子の重さ→501g/506g
- 母の体重→63.6kg/腹囲95cm
しっかりお股が女子と物語っています。3枚目は2人の頭がうつっているように見える1枚です。このころはもう胎動がはっきりわかります。
22週目前後は不整脈が頻発していました。特に夜寝る前に横になっていると突然心臓がドドドドドドと早打ち。精密検査受けた方がいいか迷うくらいでしたが、少しずつおさまったので様子見に。
とくにお腹が強く張るとか問題ない限り、「意識的に安静にする必要はない」とのことなので結構動き回っていました(買い物にいったり電車にのったり)。
22週のお腹の写真(腹囲95cm)↓
24週ー歩くとすぐにお腹が張る
- 双子の重さ→769g/788g
- 母の体重→63.8kg/腹囲95cm
双子が一緒にうつることはもうないので、基本一人ずつのエコー。2人もお腹の中で元気に動いているのでエコーで大きさを計るのも大変そう(^^)
このころのわたしの状態は、10分~15分の道のりでもゆっくり歩かないとお腹がすぐに張っていました。食べるものを間違えると(脂っこい物とか)その後は胃もたれに苦しみます…。
24週のお腹の写真(腹囲95cm)↓
26週ー妊娠性静脈ができる
- 双子の重さ→1011g/986g
- 母の体重→64.8kg/腹囲99cm
もはや何がうつっているか分かりにくいです!一応頭なんですが。きつそうですよね。
このころ、体に新たな異変が…
毛細血管があちこち浮き出て足がボコボコになってきました。調べていたら妊娠性静脈瘤とよばれるもの。妊娠中のマイナートラブルの一つです。ボコボコ紫色の血管が浮き出ていてちょっと気持ち悪い。。。
対策法として着圧ソックスがいいと聞いたので、むくみはそんなにひどくありませんが24時間着圧ソックスを装着するようにしました(お風呂の時間以外ずっと)。
使用していた昼用ソックス↓
使用していた夜用ソックス↓
29週ーコロナ感染と、最後の家族3人旅行
- 双子の重さ→1262g/1289g
- 母の体重→64.6kg/腹囲102cm
1人は頭がうつっていますが、もう一人はよくわかりません。そして実は28週目に大事件が。
家族全員コロナに感染してしまいました。症状自体はみんな軽症でしたが、わたしは双子妊娠のハイリスク妊婦ということで、4日間の入院を余儀なくされました。
その時の記録はこちらにまとめています↓
コロナ明けの29週は、食欲も戻り、ひさしぶりにラーメン食べたりと復活。おなかの2人の胎動もどんどん激しくなり経過は順調です。
安静にと言われていたので迷ったのですが、29週目はGWだったので家族3人で行く最後の温泉旅行に行きました(電車で1時間半程度)。お腹の張りもそこそこあり迷ったのですが、ウテメリン(張り止めの薬)を服用しつつ、スローペースで無理は絶対にせずに過ごしました。息子も喜んでいたので行けて良かったです。
そして、30週を超えてからはもう本当に動けなくなりました…。
30週ー動けなくなり生活が大変に
- 双子の重さ→1489g/1665g
- 母の体重→67.2kg/腹囲103cm
エコー写真はいつも1人があまりうつらなくて、1人の頭はハッキリうつるって感じになっています。
1人は頭が下で、もう1人は頭が上です。一瞬どこかのタイミングで2人とも頭が下になったのですが、頭上と頭下で固定されつつあります!
前回の検診で、担当医に「30週に入ったらやばいからねーほんとやばいよーかなりやばいからねー」と脅されていたのですが(笑)
その言葉通り30週すぎたらやばかったです。
- お腹の張りが激増
- 鼻血が頻繁に出る
- ますます寝れなくなる(寝返りが打ちにくい)
- 息切れが半端ない
- 胎動が痛い
- とにかく動くのが大変
一気に生活が大変になりました。このころから息子の保育園の送迎は夫に任せ、私は料理だけして家事育児は夫に丸投げ生活です。
たまにスーパーに買い物に行ったりもありましたが、基本料理をする以外はほぼ横になっていました。
30週のお腹の写真(腹囲103cm)↓
31週ーウテメリンを毎食後のむことに
- 双子の重さ→1645g/1671g
- 母の体重→68.4kg/腹囲106m
お腹の張りが結構出ていて、ウテメリンを毎食後飲むことに。検診の待ち時間に椅子にすわって待っているのが辛すぎて、帰宅後はダウン。病院に通うのすらも辛くなってきました。
そしてお腹に怪しい線が…ついに来たよ妊娠線!
妊娠線についての熱い記事はこちらです↓
31週のお腹の写真(腹囲106cm)↓ 鏡が汚くてすみません…
32週ー胎動がエイリアンレベル!広がる妊娠線
- 双子の重さ→2002g/1935g
- 母の体重→69.4kg/腹囲108cm
2人のポジションが固定されつつあるので、エコー写真もここ3週間くらい似たような感じです。妊娠線がおへそ周りから急速に拡大中!
胎動がますますパワーアップしていて、服の外からもくっきり見えるレベル。横になっているとお腹がゆるんで動きやすいのか、ボンボコ動きまくっています。わたしが寝返りを打つたびに双子もポジション替えをするのか、寝返り直後は2人共よく動くので眠れません!
32週目のお腹の写真(腹囲108cm)↓
33週ー33週6日から管理入院スタート
- 双子の重さ→1921g/1935g
- 母の体重→70.8kg/腹囲109cm
エコーはもう何がうつっているのかさっぱりわかりません!33週6日から管理入院がスタートです。
夫に付き添いしてもらい入院手続きをしましたが、入院日はやることが多くてクタクタ。待ち時間が辛すぎて苦行。
管理入院はできれば避けたかったけど、もう家で普通に生活するのがしんどすぎて息子から離れるのは寂しいけど、ホッとしている自分もいました。
予定日の37週まで1ケ月強の入院です。
33週のお腹。管理入院の日に病院のトイレで↓
34週ー増えるお腹の張りと比例して点滴も増える!
- 双子の重さ→2065g/2085g
- 母の体重→71.2kg/腹囲115cm
双子の体重が増えなくなってきました。私の体重と腹囲は大成長してるのに。笑
最初ウテメリン錠剤の内服だけでしたが、入院4日目には点滴に切り替え。一度点滴が始まると出産までつけっぱなしだそうです。
入院して一気に体力が衰え、本当にベッドから起き上がるのも歯磨きするのもすべての細かい動作が大変です。
34週のお腹(腹囲115cm)↓
35週ーお腹はかなり頻繁に張り、目がかすみ始める!(画面見すぎ?)
- 双子の重さ→2269g/2377g
- 母の体重→71.8kg/腹囲116cm
エコーはもう初期の頃のように、もらってテンション上がる代物じゃなくなりましたね(笑)顔が映っているものはわかりやすいですが!
35週目は急激に目がかすむようになりました。おそらく画面の見過ぎです…スマホにPCに本に、とにかく何かしら見ている上に、外に出れないので遠くの景色を見ることもなく目の筋肉が凝ってる気がします。
お腹の張りは頻発、最初1時間10ml投与だったウテメリン点滴が30mlまで増えました。ウテメリンの副作用で常に震えています。
35週のお腹(腹囲116cm)↓
36週ー乳が3倍くらいになり垂れてきた…
- 双子の重さ→2393g/2401g
- 母の体重→72.3kg/腹囲117cm
エコーは1人だけ顔をこっちに向けてくれていました!
36週目の大きな変化…それはバストの大きさと垂れ具合。3倍くらいにはなってるな~と思っていたけど、結構たれてる。双子妊娠してから極力締め付けの少ない物ばかりを着ていたのと、入院してからはほぼノーブラ生活してたので。
でも、乳の垂れ具合より「苦しくない」が優先!笑
最終的な体重増加は+20kg!たぶん太りすぎです。双子だからこんなに太る、と勘違いしないでくださいね(笑)10kg前後で押さえてる人も沢山います。
体質とか太りやすさ、双子ちゃんの発育、比べられない領域なのであまり気にしなくていいんじゃないかな~?と思います。さすがに20kg超えたらセーブした方がいいと思いますが…(^^;←自分のコト。
とにかく体が重い、だるい、寝返り打てない、楽な姿勢がない、息苦しい。ただ存在しているだけで疲れます。。
36週のお腹(腹囲117cm)↓
血管浮き出てるし妊娠線すごいし悲惨なことになってます。
管理入院中の生活については過去の記事も参考にしてみてください☆
双子妊娠と1人妊娠の大きな違い3つ
- 【お腹の大きさ】妊娠7,8カ月で単胎妊娠の臨月サイズになる
- 【つわり】双子妊娠だから重いわけではない
- 【リスクの高さ】切迫早産、妊娠高血圧、妊娠糖尿のリスクが高い
【お腹の大きさ】妊娠7,8カ月で単胎妊娠の臨月サイズになる
わたしのケースだと、前回の単胎妊娠で出産直前の腹囲は96cmでした。
今回の双子妊娠だと、26週目(妊娠7ヶ月)で99cmまで到達しています。
29週目(妊娠8ヶ月)には102cmに到達し、1メールを超えました。
こうなるともう全然かがめないし、靴下も履けなくて大変です。体も重くてますます動きにくくなります。
1メートルに到達したころのお腹(妊娠8ヶ月)↓
妊娠7ヶ月の頃から、「もうすぐうまれるの?臨月?」とこえをかけられていました。
そして妊娠初期からクリームを朝晩塗っていたけど妊娠線も出来てしまい、双子妊娠は想像以上に大変です!
【つわり】双子妊娠だから重いわけではない
双子だからつわりが重いのかと思われがちですが、そうではないと思います。
なぜなら私は単胎妊娠だった前回のつわりも死ぬほど辛かったからです。今回も辛かったのですが、前回のつわりでは7キロ減、今回は4キロ減でした。
今回は義母が上の子のお世話に来てくれていて、食べれるときに少し食べていたので前回ほど痩せてはいません(前回はひたすら一人でもだえ苦しんでいた)。
つわりの症状は前回も今回も一緒で「食べづわり吐きづわり」のダブルパンチ。
双子だからつわりが重い、のではなく、重いと感じるならば「今回の妊娠はつわりが重い」ということなんじゃないかと思います。
単胎妊娠でも毎回つわりの症状は違いますよね。1人目はつわりが全くなかったのに2人目は辛かった、という話はよく聞きます。
【リスクの高さ】切迫早産、妊娠高血圧、妊娠糖尿のリスクが高い
双子妊娠あるあるですが、とにかく検診のたびにリスクの話を沢山されます!
特に切迫早産は可能性として一番高く、多くの双子妊婦さんが早産になっています。そのために管理入院もあるわけです(病院によります)。双子妊婦にとってお腹の張りは大敵です。
私の場合は妊娠20週(6ヶ月)のころから頻繁な張りを感じるようになりました。単胎妊娠では臨月に入るまでお腹の張りを感じたことがなかったのでびっくりです。
高血圧や糖尿のリスクも上がると聞かされましたが、特に意識して過ごしていはいませんでした。いつも通りにご飯を食べて、塩分を控えたりもしていませんが特に問題なく(体質や遺伝も関係あるかも?)。
ちなみにリスクとしては、二卵性より一卵性のほうが高いです。二卵性はそれぞれに部屋(袋)があるのでトラブルが起きにくいですが、一卵性となると部屋が一緒なので胎児発育不全や双胎間輸血症候群などのトラブルが起きてしまうようです。
毎回リスクの話ばかりで検診に行くたびに落ち込んでいました。心配しすぎもよくないので、心穏やかに過ごし、すこしでも心配なことあればすぐに産院に相談出来たらいいですね。
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