もう遥か昔の事の様ですが、ぎりぎりコロナが大流行になる前の2020年2月、7カ月になりたての息子と初母子旅でインド・ネパールに行ってきました。
そのころのコロナと言えば、武漢でコロナが流行りだし、旧正月で中国人旅行客が増えるため感染拡大が懸念されている・・・というニュースをやっているような時期でした。今思えばここからが始まりだったんだなぁとしみじみ。
トランジットで寄ったバンコクでの感染者はまだ十数人程度、今現在(2021年5月)大変な状況に陥っているインドでも感染者のニュースがたまに出るくらい(うろ覚えですが)。
まぁそんな感じなので大丈夫だろう、と思い決行したのですが、この時行っておいてよかったなと今振り返って思います。インドから帰国して数週間後くらいにロックダウンとなり、簡単にはいけない国になってしまいました。
さて、そんな状況ですが覚書として初母子旅の記憶を振り返ってみようと思います。
子連れ旅行、ましてや赤ちゃんとのが海外旅行なんてハードルが高いイメージだと思いますが、赤ちゃん連れの旅をしている人は多く、むしろ赤ちゃんがいるが故にいつもとは違う旅になり、発見もあり、とても良い思い出となりました!
準備編
なぜインド・ネパール?
赤ちゃん連れの旅行で行きやすい海外ってどこだろうと考えると、ハワイ(日本人多くて楽そう)、グアム、サイパン(どっちも近い)等々思い浮かびますが、昔インドに住んでいたので里帰りしよう!というノリでインド一択でした。ついでにカトマンズ に友人もいるので、ネパールもセットで。そういう意味では初海外母子旅にはとてもハードルが低い国でした。
飛行機は大丈夫?
赤ちゃん連れの飛行機で私が一番心配したのは、我が息子はちゃんと寝てくれるのだろうか?という心配でした。
というのも息子は、新生児期はギャン泣き坊主で、睡眠時間は1日約7~8時間、残りの10何時間は永遠に泣いてぐずっているというものすごい体力の持ち主。どの育児書にも新生児はほとんどは寝てすごす、20時間くらい寝る、と書いてあったので、嘘をつけーー!!!と、そんな育児書を破り捨てて燃やしたい衝動に何度もかられるような状況でした。
そんな息子は、生後半年を過ぎたあたりからは、ギャン泣きし続けるようなことは減りましたが、相変わらずのショートスリーパー&ちょっとの物音で起きる&神経質で外が騒がしいとなかなか眠りに入れない、等々、飛行機という密室空間で過ごすには心配要素が盛りだくさんすぎでした。この辺は普段から寝てくれる赤ちゃんだったら問題なさそうですが・・。
後は、耳抜き問題。あかちゃんは大人と違い自分で耳抜きが出来ないので離陸時や着陸時に耳が痛くてギャン泣きすることがあるらしく、それも心配でした。
飛行機の中での過ごし方
バシネットについて(簡易ベビーベット)
赤ちゃん連れの飛行機ですと、航空会社によりますが最前列の席の前方に取り付けられるバシネットという簡易ベビーベットを使わせてもらえます。バシネットは取り付け可能な航空会社とそうでない航空会社があるので、要確認です。
今回使った航空会社は、タイ航空。タイ航空はバシネット取り付け可能のようですが、その規定が生後6か月、身長70センチ以内、10キロ以内(この利用規定も航空会社によって違います)。
我が息子は当時7カ月になりたて。身長は70センチ以下の体重も10キロ以下だったので、勝手に使わせてもらえるだろう。と思っていました。アジアだし、生後6か月過ぎていても多少はフレキシブルに対応してくれるだろうと。微笑みの国タイ、の航空会社ですが生後6カ月を過ぎているなら身長体重が規定範囲内でもお使いいただくことはできません、と例外は認めてくれませんでした。
バシネットはどうやって予約するのか?
「バシネットは基本的に予約を確定することはどの航空会社でもできないのが通常です」と、旅行会社の人に言われました。飛行機の最前列席というのは、当日必要な人がいたらすぐに使えるように(車いすの人とか)、事前の座席指定は基本的に出来ないようになっているようです。ですので、バシネットを使いたい場合、「バシネットを使いたいです」と航空会社にリクエストをすることは可能ですが、バシネットが使える席を確実に確保することは出来ません。
ということでした。実際は・・・
タイ航空に関しては、リクエストは可能で、リクエストは受け付けつつも保証は出来ず、当日確定する感じになります、とのことで、旅行会社の方が言っていた通りです。結局バシネットは生後6カ月を過ぎていたのでどちらにしろ使えませんでしたが。
ちなみに、年末年始にカタール航空でアフリカに行く予定があったのですが(諸事情によるキャンセルしました)カタール航空では、直接カスタマーセンターにお問い合わせしたらバシネット席の予約確保を受け付けてくれました。とても親切な対応で、安心出来ました。さすがカタール航空!
旅の荷物について
ただでさえ赤ちゃん連れだと一日の外出ですらものすごい荷物になりますよね。おむつ、履き戻した時やうんちが漏れた時の着替えの予備、タオル、抱っこ紐、ぐずった時のおもちゃ、離乳食のレトルト、ミルクの場合は哺乳瓶一式、等々。
旅行となると多すぎて一体どう荷物をまとめるのか!?という。
まず、マストアイテムおむつは基本現地調達です。余程の事でない限りオムツは世界中どこでも売っているはずです。なので、2~3日分のオムツをもって、あとは現地調達するつもりで準備しました。
あとは、赤ちゃんの着替えの予備。これは足りなくなったらその辺で買えるものでもないので多めに持っていきました。当日来ている分+4日分は持って行きました。しかも寒いのか暑いのか日々の天気もわからないので寒い時用、暑いとき用、で結構な荷物になったと思います。
赤ちゃんの荷物は減らせないので私は自分の着替えを極限まで減らしました!
当日来ている服+着替え1日分!(ショーツだけ2日分)。しかも冬なので、2~3日同じ服着ていても問題なし~!ショーツは毎晩ホテルで手洗いして、ブラは3日くらい同じの着てました。冬だから大丈夫。笑
そして、2月といえば日本は寒いですよね。でもインドに行けば寒いけどそこまで寒くないからジャケットどうしようかと悩んだ末、ウルトラライトダウン2枚重ね着というスタイルで出発しました。軽いし押し込めるし、寒くないし、これで行ける!
そしてベビ連れ母子旅のマストアイテム!!!!
忘れることはないと思うのですが、ベビーカーは必須でした。特に母子旅だと、赤ちゃんを乗せなくとも荷物を運ぶだけでもあったら便利なのと、赤ちゃんが寝た時に寝せておけるのでそれも便利です。
だいたいの航空会社では無料でベビーカーを預かってくれます。調べているとベビーカーにカバーつけないといけないとか色々書いてあったのですが、そのような対応をしなければいけないことはありませんでした。(といっても、現時点でまだタイ航空とINDIGO(インド国内線)とANAしか乗ったことがありませんが)
ちなみに当時うちはA型ベビーカーしか持っておらず、A型は重いので急遽B型の超軽いベビーカーを出発の2日前にアマゾンでポチリました。生後7カ月で正直まだ腰も据わったか座ってないか怪しい感じだったので、心もとない感じでしたが、B型ベビーカーこれが買って大正解。
急遽ポチったベビーカーはアップリカの物ですが、息子が2歳8ヶ月になった現在でもまだまだ現役で活躍しています。マスト品!
そんなこんなで荷物はベビーカー、25ℓのバックパック、小さめのリュック、ポシェット、抱っこ紐、にまとまりました。2~3日分のオムツは圧縮袋で極限までつぶす!!
出発一週間前にチケットを確保し、さささーっとあわただしく準備して初!母子旅に繰り出したのでした(ちなみにVISAは行く可能性が浮上した時点で申請しておりました。早めに申請しておくのがベター)
続く。
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