現在2歳4ヶ月の息子とおうち英語に取り組むママです。いわゆる「おうち英語」というものに意識的に取り組み始めたのは1歳半の頃からでした。
最近ポツポツ英語の発語が出てきているので、現在までの取り組みと現在の様子をご紹介しようと思います。
我が家が取り組んでいるおうち英語のやり方3つ
英語絵本の読み聞かせ
基本的に英語絵本の読み聞かせをメインに行っています。絵本を利用する利点としては
- 親が英語を話せなくても英語を聞かせることが出来る
- 簡単な絵本を読むだけなので親のハードルが低い
- 親の読み聞かせる声と絵を見ながら、対象物の名前を英語で覚えられる
- 教材を買わなくてもいいので安い
3番目の対象物の英語を英語で覚えられるというのは、英語を英語で理解する力がつく、という意味です。例えば「This is apple」 と絵本を指さしながら言えば、「これはりんごだよ」と説明しなくても、英語と絵を見て聞いているうちにこれはappleなんだ認識していくので、日本語→英語、英語→日本語、のような翻訳作業をしなくても言葉を覚えられることになります。
この能力は、赤ちゃんである今の時期にしか出来ない能力です。
英語絵本は基本的に毎日10分くらいは読み聞かせています。
我が家でも最初に取り入れた、英語絵本お勧めの本を2冊をご紹介します。
Brown Bear Brown Bear What do you see? by Bill Martin Jr/Eric Carle
「はらぺこあおむし」で有名なエリックカールさんが絵を描いているこの本、日本語でも出版されていますね。文章もシンプル、かつ絵も大きく、色彩もハッキリしているので、0歳からの赤ちゃんにお勧めです。もちろん、1歳でも2歳でも◎
次にお勧めなのがこちら、
Where is Baby’s Belly Button by Karen Katz
簡単な仕掛け絵本です。「赤ちゃんのおへそはどこかな~?赤ちゃんのお目目はどこかな~?」と、まさにお母さんが赤ちゃんに語りかけるように読める絵本です。
ページがめくれるようになったら、お子さんに仕掛けをめくって貰い一緒に楽しめる絵本でお勧めです。文章量もシンプルで、1,2回読めばお母さんもすらすら読めるようになると思います。
英語の歌かけ流し/お勧めCD2点
だいたい1日1時間を目明日に英語の歌のかけ流しをしています。これも、特別なCDなわけではなく、アマゾンプライムで無料で視聴が出来るCDを使っています。
よく流しているのが、wee sing。ネイティブの子供なら誰でも聞くような、英語の定番マザーグース(わらべ歌)が100曲程度入っているCDです。子供たちが歌っていて英語も聞きやすく、なによりネイティブが当たり前に知っている歌が沢山入っているのがお勧めです。日本でいうと、「どんぐりころころ」とか、「かえるのがっしょう」とか絶対にみんな知っているような歌の英語歌が入っています。
もう一つは0さいからのえいごシャワー。
こちらも子供たちが歌っていて英語も聞きやすく、沢山のマザーグースが入っているのでよく流しています。
かけ流しはいつも、朝起きて1時間くらいしています。
朝に出来なかったときは夕方に流すか、どこかタイミングを見てやはり1時間を目安に行っています。
最近では息子も流れている歌を一緒に口ずさむようになってきました。
英語の手遊び歌を一緒に歌う
適当にYOUTUBEで見つけた歌や、手遊びを一緒に手を使いながら歌っています。
よく歌って聞かせているのが
- Twinkle twinkle little star (きらきら星のメロディーを知っているので歌いやすい)
- The wheels on the bus (乗り物好きの息子が大好きなバスの曲)
最近の息子は全部ではありませんが途中歌えるところだけ歌っています!
よく手遊びに使っているのがこちらのYOUTUBEの曲
他にも色々良さそうなのをその都度使ってみたりして、後は自分が覚えやすいものを息子に自分の声で聞かせています!
一緒に歌ったり手遊びするのは、自転車に乗っている時や、寝る前、病院の待合室で待っている時、隙間時間に歌っている感じで、どのくらいやっているかはわかりません。気づいた時に歌っている感じです。
上記3点を約1年続けた結果
少しずつ英語の発語が出てくるように
息子の現在の発語
簡単な単語(例えば moon, spider, up and down, duck, dinosaur, apple)など
他にも色々出てきています。体のパーツもいつの間に覚えていました。nose, head eyes, mouthなど。体のパーツは先ほどご紹介したYOUTUBEのone little fingerを一緒に歌っていたのが大きいかなと思います。
理解していると思われる文章
- How is the weather today?
- Do you like this?
- One more time? など
ちなみに返事はすべて日本語で返ってきます。文章に関しては、日常的に英語で語りかけをしてはいないので、どこまで理解しているのかわかりません。
そして最近では英語の絵本を一人で読むことも増えてきました。英語の絵本を開いて覚えているフレーズを読んでいます。意味を理解しているのかどうかはわかりませんが、今後自分で英語力を伸ばしていくためにも
英語を話すだけではなく、きちんと読めるようになることが大切なので、大きな第一歩です。
「おうち英語」我が家ではやらないこと3つ
おうち英語を取り組むにあたり、あえてやっていない事3つをご紹介します。
英語での語りかけ
我が家は英語で話しかけることはほとんどしていません。夫婦共にアメリカ留学経験があるので英語を話そうと思えば出来ますが、やらない理由は
- 親に英語の自信がない(間違った英語を聞かせたくない)
- 英語に取り組んでいるとはいえ、日本語をおろそかにしたくない
なので、基本的には「絵本、かけ流し、英語歌」の3点でおうち英語を進めています。
高い教材は買わない
DWEとか色々な教材がありますけど、うちでは買いません。
何故なら、使いこなす自身がないから!きっと使い越したらそれなりの結果がついてくると思います。とっても研究されつくした優秀な教材は沢山ありますし。
でも、使いこなす自身がない事、あと高いお金を払うことによって子供に英語に取り組んで欲しいと過度なプレッシャーを与えてしまう心配もあります。そんなプレッシャーを親から感じて英語が嫌いになってしまわないか心配です。
最初から決められた教材が存在しているものよりも、時期によって子供の興味の対象に沿った絵本を選ぶ方が、優秀な教材になるなと私は感じます。
絵本やかけ流しは、絵本代はもちろんかかりますが、そこまでお金がかからないので、子供が拒否ってもそこまでショックはないですし、親も気楽に取り組めるという利点も。
英語をやりすぎない
お子さんにどのようになって欲しいか、母国語は何にするのか?など環境にもよると思いますが、赤ちゃんの頃から英語をやりすぎることによって、どのような影響があるのか?という部分は常に意識をしています。
世の中にはセミリンガルや、ダブルリミテッド※と呼ばれる人たちが沢山います。
※セミリンガル、ダブルリミテッドとは、どちらの言語も中途半端な人。一見、両方ペラペラに話し問題が無いように見えるので、隠れた問題が可視化されにくい。
優秀なバイリンガルも沢山いますが、今から英語を沢山詰め込めばいい、という単純な問題でもありません。
「やりすぎることによって何が犠牲になるのか」常に意識しておくべきです。
「おうち英語」あったら便利な物
CDプレイヤー!
あったら便利です!CD付の絵本もあるし、何かと重宝しています。
CDプレーヤーを購入するまでは、パソコンを起動してパソコンで流す、という事をしていたのですが(しかも本体には付いていないので外付けCDプレーヤー)、まずPCの起動をしてからCD再生して・・・と時間がかかるのでイライライライラ。
CDプレーヤーを購入するまでは面倒なのでひたすらアマゾンプライムの無料CDをスマホで流していたのですが、それすらもアマゾンプライムにアクセスして・・など2,3ステップあるのがとっても面倒。
CDプレーヤーを購入してからストレスフリーにかけ流しが出来ています!
ちなみに最近ではアレクサで朝に自動かけ流しをするのも流行っているみたいですが(音楽かけて!と言うだけなので楽ちん)、うちにはアレクサはありません!気になってはいるのですが。
「おうち英語」興味があったら是非今日から取り入れて
おうち英語、まず何をしたらいいの?
とりあえず難しいことは考えずに英語絵本を読んであげてください。
発音は気にしなくても大丈夫です。
読み聞かせは、英語に限らず日本語でもいいと言われていますよね。
読み聞かせが子供に与える可能性は無限大です。
そして、何かとながら育児が当たり前になっている今の時代(スマホ見ながら、ごはん作りながら、、)絵本を読む時間と言うのは親子のスキンシップにもとても有意義な時間にもなります。
絵本を読むこの時間だけ、一対一でお子さんと向き合える時間です。絵本の読み聞かせはお子さんへの愛情表現です。
そんな日々の絵本タイムに、英語絵本も取り入れてみて下さいね。
こちらの記事ではおうち英語について長期的な視点から見た効果をまとめているので、ご参照ください↓
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