【育児】寂しいけど断乳してよかった！2歳で完全断乳した話

前回、おっぱい執着のやばい息子の夜間断乳物語をまとめました。

寂しいが故に、先に夜間断乳だけすることにして昼間はまだ授乳タイムを楽しむつもりでいました。

しかし

夜間断乳することによって昼間のおっぱい執着度が増し更に大変なことに

今回は2歳で完全断乳した話をまとめようと思います

寂しくて断乳したくない。。。授乳が辛いあなたへ

理想は、子供が自分の力で卒乳してくれることですよね。保育園に行かせるとか、なにか理由がない限り断乳はせずに授乳を続けておこうかなと思うママ、多いと思います。

そのまま自然に卒乳するまで・・・・

がっ！

子供によっておっぱいの執着度が増し、幸せ授乳タイムどころか苦痛の授乳タイムになることも　←我が家のケース

卒乳させたいのに授乳が辛い・・でも断乳する決断が出来ない！

私も、完全におっぱいをやめてしまう事への抵抗感がすごくありました。

だって、寂しいんだもん！！

たまに授乳して、いつか卒乳しくれるまで無理に断乳したくないと思っていたけど、あまりの頻回授乳に体も心もクタクタ。

もう2歳だったので栄養面での心配もないし、心の栄養という意味で授乳していましたが、心の栄養も何も、どう考えても母子共に悪影響でしかない気がして、完全断乳を決意しました。

現在2歳3カ月。断乳して3カ月が経ち、断乳出来てよかったと心の底から思っています。

断乳したら、ママとのかかわり方はもちろん、パパとのかかわり方、人とのかかわり方が変わります。

子供が一気に成長します。

もちろん、苦労なく自然卒乳できることが理想だけど、あまりにも執着心が強いお子さんの場合、もしかしたらおっぱいをやめた方がお互い楽になるケースも。子供の成長のために、おっぱいへの執着が強く、授乳が辛いのであれば断乳を考えてみてもいいかもしれません。

満足いくまでおっぱいを上げられない自分を責めずに、前向きに断乳を検討してみてはどうでしょうか。

おっぱい執着マックス！2歳の誕生日に完全断乳

2歳の誕生日に断乳しようと思った理由

夜間断乳を決めた時の私の理想は、昼間も2～3回授乳して、そのまま自然に授乳回数が減り卒乳へ・・・だったのですが、失敗でした。

朝起きて30分～40分の授乳、昼間も家にいると20分～30分おき、とにかく執着が半端なく、日常生活に支障が出始めたので泣く泣く断乳を決意。

寂しい気持ちと、やめたくない気持ちが混合してとても不安定でした。

断乳前の前準備

完全断乳をする2週間前から言い聞かせと、カレンダー記入を始めました。

本当は1か月くらい前から言い聞かせしようと思っていましたが、早く断乳したい気持ちと寂しい気持ちに翻弄され、なかなか私が決断できずに断乳したいと思っていた2歳の誕生日まで2週間を切ったところで心を決めました。

断乳日当日　ー　今思い出しても涙が出ます！

いよいよ断乳日当日。色々悩んだのですが、当日はカラシ作戦で行くことにしました。

朝一の授乳を済ませ、その後パパと公園へ。

おっぱいが恋しくなって泣いて帰ってくる息子。

母はカラシをぬって準備。

「2歳になったから、もうおっぱいが味変わっちゃったの

おっぱい辛くなっちゃった。辛いけど大丈夫？？」

と言いましたが、息子はそのままおっぱいを咥えました。

「！？！？！？！？うぇ～～～～～～ん！！！！！！」

と更に激しく泣き出す息子。

ごめんよ、と母は胸がつぶされそうな思いに。

美味しくて大好きなおっぱいが辛い思い出になってしまったあの瞬間。

本当に辛かった。。。

その日はおっぱいと求めてくる瞬間もありましたが、辛いよ？というと、複雑な顔をしてすんなりと諦める感じでした。

夜寝るとき、いつも私のお腹の上で寝ていたのに

「ママバイバイ」

と言って、パパのお腹の上で寝ていました。

母、つらい。

断乳　2日目

夜は良く寝て、朝5時頃起床し「おっぱい」と求めてくるものの、「辛いよ」というとすんなり諦めて水を飲んでいました。

昼間は出かけていたのであまりおっぱいとは言ってこず。夕方一緒にお風呂に入っている時に、乳首を触りながら複雑な表情をしていました。

ここで母涙が。。。つらい。

その日の夜は添い寝ですんなり就寝

断乳　3日目

朝は一言もおっぱい求めずにすんなり5時半に起床。

最近たまに預けている一時保育園で、めずらしくお昼前に「お腹空いた」と騒いでいたらしく、おっぱいやめて必要なごはん量も増えつつある様子。いつもは朝たっぷりおっぱい飲んでいたので朝食はあまり食べませんでした。

保育園から帰宅後（15時帰宅）、いつもならおっぱいを飲みながら絵本を読む時間。

おっぱいがない時間をどうすごすか、母も子も戸惑う感じでした。

「絵本読む？」と聞いてみるものの、「ヤダヤダ」の一点張り。

公園に出かけて、帰宅してごはん食べて、おもちゃで遊ぼうともせずに機嫌が悪いので

ずっとYOUTUBEを見せて過ごしました。

今日はパパが早く帰宅してくれたのでお風呂と寝かしつけはパパにお任せ。

助かった。

断乳　4日目

この日の朝は4時ころに起きておっぱい泣き。トントンしたりして寝かす。

今日は機嫌が悪すぎてとにかく何でもイヤイヤして泣く。

断乳をきっかけにイヤイヤ期が始まった予感。

母子共に辛いので環境を変えようと実家にお世話になることに。

この日の午後は新幹線移動→実家→元気に遊ぶ→すんなり寝る

午後は一度もパイとは言わず、機嫌も悪くならず環境変えて気が紛れた様子。

断乳　5日目

朝4時頃起床、パイパイ～～～パイパイ～～～～とギャン泣きしたので

おっぱいをあげてしまった（ここは賛否両論ありますよねきっと）

その後昼間はパイに執着することはなく、昼寝も添い寝ですんなり。

そして地獄の夜が始まった

9時に寝かしつけを開始し、この世の地獄のようなギャン泣き。

おっぱいと言ってくることはなく、ひたすらギャン泣き。

抱っこして！！→　抱っこすると、イヤだ降ろして！！→抱っこして！！→　抱っこすると、イヤだ降ろして！！

を、永遠に2時間繰り返していました。2時間、同じことを繰り返しました。

どうしていいかからずに、抱っこして降ろして抱っこして降ろしてを私も繰り返す。

2時間が経ち、そろそろ私の体力も限界で、本人はおっぱいを求めないように頑張っていたのに？私から「おっぱい飲む？」と言ってしまいました。

そしたらすんなり泣き止み、飲む。といっておっぱい飲んで静かに眠りにつく。

あ～～～～辛い。しかも本人頑張ってるのに私がおっぱい飲むか聞いてしまった。

自己嫌悪。

しかしおっぱい飲んだ時のやすらかな寝息。。

だんだん、断乳という決断が間違っていたのかもしれないと思うように。

まだ早かったのかな。。。

断乳　6日目

朝5時頃、おっぱい～と言って泣くのであげました。

昼間は2回くらい笑いながらパイ飲みたいと言ってきたけど、上げずに乗り切る。

夜はパイパイ求めてくるものの、「夜はパイパイねんね」「朝パイパイおはよう」、と言って諦めるものの、なかなか泣き止まず。

水飲みたい→まぐまぐ渡すけど飲まずに投げる→水飲みたい→まぐまぐ渡すけど飲まずに投げる

の繰り返しを1時間くらい続け、やっと力尽きて寝ました。

断乳　7日目

朝はおっぱい求めてきたのであげました。泣いていたわけではないんだけど、断乳やめようかという私の迷いもあるのと、昼間は求めてこないので朝だけ授乳はありかなと思い始めたため。昼間はお出かけしてずっと楽しんでいたのでおっぱいを求めることはなく、夜はおっぱいないないだよ、と言ったらおっぱいにチューして寝ました。

少しずつ慣れてきたかな・・。

断乳　8日目

朝一度授乳、昼はなんどかパイパイいうものの、気を紛らわせて乗り切る。夜もパイなしで比較的スムーズに寝てくれました。

断乳　9日目～1か月

前半は朝になるとパイパイ行ってくることが多かったですが、出来るだけなしで乗り切り、どうしても機嫌が悪くて自分がしんどい時はあげたり、徐々にパイなしの朝にもなんとなく慣れてきた感じ。おっぱい吸わないけど、乳首にチューしたりもみもみしたりでやり過ごすことが増えた。

そして、今まで授乳タイムとセットになっていた絵本の読み聞かせ、

授乳を期に絵本に寄り付かなくなっていたけど

1カ月過ぎてようやく絵本を読めるようになった！

断乳　1か月～現在

断乳1ヶ月半頃から、だんだんおっぱいの味がまずくなってきた。。笑

あげない日も増え、間隔もだんだん空いてきていて、約10日ぶりにおっぱいと言うので吸わせてみたら、

「しょっぱい・・」と息子氏。

自身も味見してみたら、まずっっっっ

衝撃のまずさ。これを機に息子おっぱいを完全にあきらめてくれるかと思いきや、断乳して4カ月が経った今でも朝晩は恋しくなるらしく、乳首を加えてきます。おっぱいの執着がまだまだ残っている様子。

とはいえ、以前のように昼間の頻回授乳もなくなり、長い時間夫に息子を任せられるようになり、母もとても楽になりました！

断乳に慣れるまで1ヶ月以上かかる子もいる

なんとなく断乳前にググってみると、ピークは3日、長くて2週間くらいかな？という印象だったのですが、いざ断乳してみると1か月以上かかりました。

そして、今でも完全に乳離れが出来たわけではありません。

我が子のケースでは、途中でおっぱいをあげてしまったり中途半端なことをしてしまったことが原因だと思うので、何とも言えませんが、頑として絶対に死んでもあげない姿勢を貫いていたら、今スッキリ辞められていたのかもしれません。

どうなんでしょうね。

おっぱいへの執着心は本能だから無理やりやめたくなかった

でも、赤ちゃん＆小さい子供がおっぱいを欲しがる、おっぱいを求めるって本当に本能だと思うのでそれを無理やり取り上げるのはどうなのかな？という疑問がいつもありました。

その本能である「おっぱい大好きチューチューしたい」という欲求を満たしてあげないと、大人になってからそれが性欲として現れたり、小さいころ満たされなかったおっぱい欲が思春期に爆発したりするんじゃないかな？と勝手に思っています。

これは私の考えなので、事実はわかりません。

でも、小さい子って、本当におっぱい大好きですよね。大好きなおっぱい、満足するまで堪能してほしいな、と思いながら授乳期間過ごしていました。

今も、完全におっぱい離れられてないけど、触ったりちょっとチューチューするくらいは、別にいいかなと思っています。

最後にー　断乳してよかった

断乳の決断をするまで本当に悩みましたが

断乳してとにかく、自分が楽になりました。そして、息子も遊びの幅が広がりました。

今まで暇を持て余すたびにおっぱいに吸い付いてきていましたが、その時間がもっとクリエイティブな時間になり、そしてパパとの遊びの幅も広がったように思います。

寂しくて体がしんどくてもなかなか決断できなかった断乳ですが

断乳してよかったと今は心の底から思っています。

授乳していた頃を懐かしむこともありません。

だって、今目の前にいる子供がかわいすぎるから！

もちろん、幸せな授乳期間はずっと心の中に残ります。

でも、それがなくなっても、そこに執着し続けることはないと思います。

やめてよかったと、思えるはずです。

タイミングは人それぞれあると思うので、母子共にここだと思えるタイミングを見極めて。

断乳という試練を乗り越えて、成長していく子供の姿を見ていくのはとても幸せです！