【育児】離乳食が進まないときの1番の対処法

子育て

育児をしているママなら誰もが一度は悩んだことがある離乳食。

私も離乳食に関しては悩み、投げ出したくなったことが何度もあります。

今振り返ると、そんなに悩む必要はなかったと思いますが、過ぎ去ってみないとわからないことは多いですね。

少しでもママが楽になる離乳食の考え方を、世界の離乳食事情と比べながらまとめていきます。

離乳食の呪いから解放されますよ!

離乳食の進め方は世界で全然違う

世界中の離乳食事情を知っているわけではないので知っている範囲ですが、私が聞いたり本で読んで驚いた離乳食事情は下記です

  • フランスの離乳食は先に野菜をあげる(※下記に参考文献あり)
  • フランスでは離乳食を作らない、最初から取り分ける(※下記に参考文献あり)
  • 友達のアフリカ人の旦那さんは生後一ヶ月の赤ちゃんの哺乳瓶にチャイ(激甘ミルクティ)を入れて飲ませていた
  • ネパールの離乳食は、リトという豆や穀物の粉末をペーストにしたものを毎日食べさせる(それ以外は特に何もあげない、毎日おなじリト)
  • 西原式(日本ですが)では2歳までは母乳中心であくまでメインは母乳やミルク。離乳食の開始は1歳半頃から少しずつ

などなど色々あります。

ちなみに、日本では結構早い段階からお豆腐や豆類を与えますが、豆はアレルゲンの1つなのでアメリカではかなり慎重で、かなり後になってから与えるという話も聞きました(アメリカ在住の友人の話)。

そしてわが息子が人生で最初に口にした食べ物、それは人参とじゃがいものポタージュです。お粥じゃありません。

私は離乳食が面倒だったので、一般的な離乳食をはじめる時期の生後5カ月を過ぎてもはじめませんでした。

そんなある日、アフリカ人の旦那さんを持つ友人の家に遊びに行ったとき、アフリカ人に

「まだご飯食べていないのか!?さっさと食べさせろ!」

と言われて、そのままの流れであげてみることにしました。

結果、おいしそうに食べていました!

うんちも普通でしたし、野菜からあげても特に何も問題はありませんでした。

日本の離乳食本を見ると、最初は胃にやさしいお粥をあげましょう。徐々にやさいもあげてみましょう、と順番が決まっているように感じますが、その通りにすすめなくても赤ちゃんは死にません。

本当に色々な離乳食事情があります。

離乳食が本の通りに進まない・・・1回食、2回食、3回食の段階通りになかなか進まない、もう疲れてしまった!なんてことがあったら

1度離乳食の本を捨ててみることをお勧めします!

もちろん、生後一ヶ月から激甘のチャイ(ミルクティー)を与えても問題ない、とは言い切れませんが、アフリカ人はそれでも生きています。

大切なのは、離乳食ノウハウ本通りにすすめることではなく、お子さんの状況や様子を伺いながらすすめることです。

※フランス式の離乳食の話はこの本で読みました↓

アメリカ人がフランスに移住して体験した、アメリカ人目線のフランス流子育ての本です。

1歳までは母乳メインでOK

これは私がお世話になっていた桶谷式の考え方です。

桶谷式では・・・

  • 1歳までの栄養は母乳で充分足りる
  • 離乳食はあくまでカミカミする練習(食べるようになる練習)
  • 食べなくても問題ない
  • むしろ先に母乳をしっかり飲ませてから離乳食を食べさせる

とのアドバイスをいただきました。

息子は上記の通りに育っていますが、元気に成長中です。0歳の頃は、離乳食は与えていましたが基本的に母乳の後だったのでほとんど食べませんでした。

あまりに早い時期から離乳食を開始するとむしろ咀嚼力が育たないという話もあります(西原式)。たとえば、うどんを丸呑みする癖がつくとか。

まさに息子がそうで、現在2歳11ヶ月ですが、みごとにうどんを丸呑みしています。本当に固形のままです。咳のしすぎで嘔吐をすることがありますが、うどんを食べた日はうどんがそのまま消化されずに出てきます。

これが離乳食を生後半年くらいで始めた弊害なのか一概には言えませんが、西原式の考え方をきいて、なるほど~・・と腑に落ちた部分もあります。

早くにはじめたほうがアレルギーが防げるという話は本当か

最近の定説ですね。

わたしは専門家でもなんでもないのでわかりませんが、アレルギーに関しては両親の遺伝的要素がとても大きいので、早くに始めようが遅くに始めようが結果は変わらないという話を聞いたことがあります。

妊娠中に食べていたもの、母親の母乳から摂取したもの、何がどのくらい赤ちゃんのアレルギーに反応するのか、一概には言えないんじゃないでしょうか。

昔は妊娠中に卵や牛乳を接種すると子供のアレルギー率が上がると言われていました。でも、最近の常識では全く反対のことが言われていて、関係ない、と結論付けられています。

むしろ卵のような栄養価の高い食品を避けるべきではない、とも言われています。

育児の常識は短期間で本当にコロコロ変わります。

離乳食が進まないときは赤ちゃんのペースに合わせる

赤ちゃんも個性豊かな一人の人間です。

「赤ちゃん」と一括りに出来ないのに、離乳食の進め方が全員一律というのもおかしな話です。

よく食べる子は食べるし、食べない子は食べない。

そのままの赤ちゃんの様子に合わせて離乳食を進めるのが一番いいのかなと今は思います。

まだまだ本能で生きているこどもは、必要なときに必要な栄養素を自分でわかっていて、足りなければ食べるし、足りていれば食べなくなります。食べむらが起こるのはそのせいですよね。

  • ブロッコリーが大好きで沢山食べていたのに急に食べなくなった
  • トマトが大好きだったのに全然食べなくなった
  • 何でも口にしていたのに食べむらが出てきた
  • 炭水化物ばかりと思っていたら、今は肉しか食べなくなった

こんなサイクルを繰り返して、味覚も広がり大人になるにつれて食べられるものが多くなっていくのだと思います。

一番大切なのは食べる楽しさを知ってもらうこと。

無理にやさいを食べさせなくても、大人がおいしそうにやさいを食べていれば、すぐにではなくても、いずれなんでも食べるようになると思います。

2歳むすこの食遍歴

  • 1歳の頃はアボカドが大好き→今は一切食べない
  • 1歳~2歳ミニトマトが大好きで沢山食べていた→2歳後半に一切食べなくなった→3歳前にまた食べるように
  • 2歳から肉食男子に→3歳前になると硬い肉を食べなくなった(ひき肉のみ食す)
  • やさいは一週間に1,2回突然モリモリ食べだす(毎日は食べない)

色々なパターンがあると思いますが、やさい食べないなーと心配していると突然食べだしたりするので、体が欲するタイミングで食べるようになっているのかなと解釈しています。

うちは一切全然食べない!というお子さんもいると思いますが、子どもは代謝がいいので大人ほど体を整えるやさいの栄養素はそこまで必要ではない、という話も聞いたことがあります(すみません情報元は忘れましたが)。

無理強いして「食べることが楽しい」と思えなくなってしまっては問題なので、楽しく食べられるものを食べたらいいんじゃないでしょうか。

そんなスタンスで、第二子以降は離乳食を進めてみようと思っているところです。

  • 食べ物に興味をもっていたら与えてみる
  • 生後5ヶ月からの開始にこだわらない(遅めの開始でもOK)
  • 1,2,3回食にこだわらない
  • 離乳食は作らない(基本取り分けをする)
  • バランスは特に気にしない(楽しく食べられるものを)

次は双子なので、まじめに離乳食なんてやっていられません!

離乳食の本を読むから苦しくなる

離乳食がめんどうくさい、辛い理由はこれ一点ですよね。

離乳食の本なんて捨ててしまったら楽になりますよ~!

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